中目黒SOHO | アパレルショールーム居抜き空間
EDIT
>>LOCATION
場所は中目黒エリア。春の桜並木や自然を感じる目黒川沿いに、飲食店や小洒落たショップが多く立ち並ぶ、都内でも有数の人気エリアとして知られるこの街。ショッピングや街ブラだけでなく、働く場所としても人気の街だが、なかなか物件数が少なく、募集が出ずらいというのもエリアの特徴の一つだろう。今回はそんな中目黒駅からは6分ほどの、青葉台エリアに差し掛かったあたり。この激戦区の中で、なかなか希少とも言える居抜き空間を見つけた。
>>SPACE
見た目はオーソドックスな戸建の建物。募集はこの建物の2F部分で、脇の階段を上がり、重厚な木製扉を開けると、外見の割にセンスの良いこの空間が現れた。
南西の道路側に面した窓から、光の射し込む明るい空間。シンプルで清潔感ある白ベースの中に、ヘリボーン床が少しレトロで程良く空間のアクセントとしてうまく主張している。全体的に柔らかく穏やかな雰囲気に包まれており、すごく居心地も良いので、これはずっといられるタイプの空間だと、直感的にすぐ感じた。
この空間、実はこう見えて住居仕様となっている。生活に必需なお風呂やキッチンなどもきっちり設置されているが、すっきり収納されているために、変に生活感は感じさせない。むしろ、オフィスやショールームといった雰囲気がやはり強く、大小2つのスペースに分かれ、アプローチも明確に計画されている。すごく使い勝手がよく、一瞬でイメージがしやすいなど、とても優秀な空間というのが第一印象だった。
>>WORKSTYLE
いわゆる中目黒という駅周辺や目黒川沿いから、少し距離を置いた立地にいるところもなんかいい。変に周囲に流されず、マイペースに生きているような感じのあるこの空間。そんな空間で、じっくりと陽を浴びながら、ゆっくり好きなことに没頭する時間は魅力的だろう。住居仕様なので、もちろん寝泊まりも可能。オーソドックスにオフィスやショールームなどもいいが、例えばアーティストのアトリエのように、寝泊まりしながら制作に励む場としてもすごくイメージがつくのではないだろうか。あくまで今回はSOHO利用なので、ガチガチの店舗のようなものは難しいが、レジデンス機能をうまく味方につけて、使い方はいろいろと考えられそうな空間だ。いずれにせよ、この激戦区の中目黒。そして居抜き空間。こんなワードが揃っていたら、足の早そうな物件というのは容易に想像できるはず。鉄は熱いうちに打てじゃないが、ホットなこのタイミングに、今すぐ手を打ちに急いだ方が良さそうな空間だろう。
EDITOR’S EYE
先にもお伝えした通り、元々住居仕様の空間なので、今回は住居契約のSOHO利用が前提となるのでご注意を。アパレルショールームの居抜きという、中目黒エリアらしい物件。これはかなり貴重な物件なので、気になる方はお早めに動いて頂きたい。