代官山オフィス・店舗 | 個性的デザインビル居抜き空間
EDIT
>>LOCATION
お洒落な大人の街として人気の高い代官山エリア。ファッショントレンドエリアではありながら、変に街はガチャガチャしていなく、むしろとても穏やかな環境で過ごしやすさがこのエリアの不動の人気を支えているのだろう。そんな代官山駅からは、キャットウォークから代官山アドレスザタワーを抜けていく事ほんの2〜3分。八幡通りから、恵比寿方向へ続いていく通称:代官山坂と呼ばれる緩やかな坂沿いに、この異形な建物が現れた。
>>SPACE
いくつもの箱がランダムに積み重ねられたような、すごく個性的なデザインの建物。一目見たら絶対忘れられないようなインパクト溢れる見た目だ。2019年に大手アパレル企業の複合型商業施設として建てられた建物で、デザイン監修は世界的にも著名なnendo社によるもの。ビルのような一つの大きなボリュームを置くのではなく、この周辺のスケールに合わせた小さな箱を積み重ねることで、小さな丘のようなボリューム感に整えたのだという。それが功を称し、建物の圧迫感はほとんどなく、むしろいい抜け感と柔らかな緑に包まれ、まるで一つのランドスケープを見ているような建物だった。
募集はこの1F-3Fまでのフロア。現在は1Fをギャラリーやラウンジスペース、2-3Fを物販エリアとして使っていて、基本的にはその居抜き空間で募集を行っている。外観から想像できる通り、室内の作りは複雑そのもの。複数の箱が立体的に重なり合ったような空間で、その箱同士のズレによって、上下との吹き抜けでつながったり、光が差し込んだり、バルコニーとなったり。正直、図面からではこの空間を読み取ることは厳しく、実際にその空間を見て、感じて、ようやく理解して頂けるような、奥深い作りの建物だ。
>>WORKSTYLE
恐らく、これほどデザイン性の面白い建物は周囲を見渡しても他にはないだろう。他とは圧倒的大差を付けたい。ブランド力を高めたい。という方々には、この一点物と言える建物は、会社のブランディングにとって最強の武器となるはずだ。また、さらに朗報がある。基本は1F-3Fまでの募集だが、相談次第ではB1・4F-5Fを含めて、1棟借りというのも可能だという。この色気たっぷりな建物を、1棟独占利用。。。想像しただけでも、鼻血が出そうなぐらい興奮ものだ。代官山にはヒルサイドテラスというトップオブトップがいるが、もしかしたらこの建物は、今後そのポジションすらも脅かす存在となり、この代官山エリアを牽引するトップビルとして君臨する時代もくるかもしれない。もちろん、これはあくまで個人的な意見だが、そんな可能性すら割とリアルに感じさせるような、とにかく魅力しかない建物。あとはこの建物とうまく呼吸を合わせ、お互いの魅力を最大限引き立たせることができるようなベストなパートナーが現れ、より魅力的な存在へとなっていくことを切に願う。
EDITOR’S EYE
元々が自社ビルを想定しての作りなので、フロアをどう分けるのかなど調整部分は多そうだが、なにより面白さが溢れる物件。建物のデザインは尖っているものの、変にデザインの“やらしさ”はなくて、むしろこのエリアらしい大人な雰囲気を纏ったスマートな存在だった。
利用用途もオフィスや店舗に限らず、例えばスタジオなどでも相談できるので、幅広めに考えてみてもいいだろう。