EDIT
この建物は、東京の中でも東のエリアに位置する岩本町住所にある。ロードサイドから一歩入ると、5、6階程度のコンパクトなサイズが立ち並んでおり、不思議と最近の建物の存在感より、一昔、二昔前の建物たちが独特な雰囲気を漂わせる趣深いエリア。過剰な雑踏やノイズはなく、ハマる人はハマる居心地の良さがある。
今回募集しているこちらの建物は、1棟丸ごと。角地で視認性が強く、見上げると適度に室内も覗き見る事も出来るので、外からの見え方を考えて自社ビル仕様で利用すると対外的なブランティングにも有効に作用するだろう。
1階部分には、シャッター付きのガレージ。用途の通りの活用もいいが、このエリアを縦横無尽に移動できるスタッフ自慢の自転車を置くのも絵になるだろう。その他、ギャラリーやショップを試験的にやってみたりと、少し遊び心を働かせて、これまでにない挑戦をしてみるのも面白い。室内は地下1Fから屋上脇の6Fまで。それぞれがコンパクトなサイズの為、細切れになる事は必至。利用プランは十分に練って、その性質をうまくポジティブなものへと仕上げていただきたい。各フロアはしっかりとした独立性をもっているので、相性のいい数社でまとまって借りるのもアリだ。建物自体は前入居者の居抜き状態と、少々汚れている部分も目立つが、残されたカーペットの下は味のあるコンクリート仕様なので、潔く取っ払ってしまってしまう事をお勧めする。ある程度の改修は必要かもしれないが、セルフリノベーションの範囲でも十分対応できそうなので、移転前に利用のプランを練るのと同時に、社内でセルフリノベーションの計画を練ってみるのも楽しそうだ。
普通に綺麗な1フロアで効率よく働くのも悪くないが、建物1棟を丸ごと借りて、多少の不便を感じたとしても、手をかけて、スタッフたちの愛着をとことん詰め込んでいくというのも、一日の半分近くを過ごすオフィスとの正しい付き合い方かもしれない。
EDITOR’S EYE
前テナントはかなりのコストをかけて水周りの改修をしてたようで、トイレや、シンクなどは女子にもうれしい仕様が用意されているのでご安心を。
また、現在、分割したフロア毎の募集も開始し始めているので、1棟利用をご希望の方は、お早めに検討いただきたい。