上大崎オフィス|ウッドデッキ付き戸建て物件
EDIT
>>LOCATION
最寄りの白金台駅から目黒駅方面へと進む。その道中は銀杏並木のプラチナ通りや自然教育園など自然が多く、ゆったりとした時間の流れる居心地の良さがある。今回ご紹介の物件はそんな自然教育園を背に住宅街の中に入って行ったところ。少々奥まった高台に立つが故、少々怪しさすらある戸建て物件だ。
>>SPACE
アプローチや外観の印象とは対照的に、5LDKの室内はしっかりと日が入り気持ちの良い空間。住居感はありながらも、リビングは質感のあるフローリングと天材によってか、不思議な感覚を覚える空間。どことなく、合宿所や別荘のような非日常的な空間であり、連続するテラスとの関係もあって居心地はなかなかのもの。ダイニングキッチンはリビングと隔離されているので、その分リビングはすっきり、ダイニングは機能的と、お互い干渉せず良い距離感な関係なのもgoodだ。
2Fにはコンパクトながらも本格的な和室や、仕切りによって簡易的に2つに分けられる空間など、動線をイメージしても使い勝手は十分。加えて、1Fに2つ/2Fに1つウッドデッキが用意され、周辺の緑も近いこともあって雰囲気はよく、この物件をより魅力的に見せている要素であることは間違いない。奥まった立地から空間はとにかく静かで、都心に近いながらも非日常的な時間を過ごすことができる、なんとも居心地の良い戸建てだった。
>>HOW TO USE
関係者以外立入禁止やstaff onlyの看板を見ると、その先にある秘密ゾーンがなんだかやけに気になってしまう人も多いのではないだろうか?この物件を見ている中で、ここも、対外的にそんな関係者以外立入禁止というような看板を掲げてみるというのも面白い気がした。
駅からのアクセスや高台でちょっと隠れているようなポジションから、積極的に人を呼ぶような使い方は難しいだろう。だからこそ、それを逆手にとり敢えて人を招き入れない自宅のような使い方がしっくりくる。
建物自体が住宅のため、どの空間も居心地が良く、テラス、和室、ゆったり目のダイニングキッチンなど、使い方の幅も広く、自由度も高い。そもそもがオフィスとして作られた建物ではないため、オフィスらしい使い方こそミスマッチ。人をあまり招かないようであれば、とことん趣味や好きなことを詰め込んだ空間作りも自由気ままに行い、この建物で昼の共同生活を行う。こんな感覚が近いかもしれない。
ここは関係者以外立入禁止の秘密ゾーン。取引先などが来たがった際には、少し渋りつつ、ちょっと勿体ぶりつつ、訪れた人には特別な体験をさせてあげる。そんなオフィス、あったら面白くないだろうか。
EDITOR’S EYE
住居ならではの収納もたくさん付いているので、布団なんかも用意しておけば、たとえ帰りが遅くなってしまっても、お風呂にも入れ、ふかふかの布団で休むこともできて、電車を心配することなく仕事に打ち込める。みんなが遅くなってしまうようであれば、ちょっと晩酌なんかもありかも?(近隣は住居となるため、騒ぎ過ぎには注意)