EDIT
駅利用者の3割が外国人といわれている広尾駅。それもそのはずで、フランス大使館やドイツ大使館をはじめ世界各国の大使館がこのエリアに点在しており、国際色豊かな都心の高級住宅街だ。
近隣には有栖川宮記念公園があり、豊かな緑と渓流がオフィス街にはない癒やしを与えてくれる。もう少し暖かい時期になったら、天気の良い日は公園でランチはリフレッシュにもなって気持ちがいいだろう。この物件を出迎えてくれるのも緑。目に映るその景色だけでも、なんとなく落ち着きが生まれる。
そんな場所なだけに、落ち着いてクリエイティブに集中できる環境が整っている。オフィスもそんな空間づくりをしたい。1階のリビングは24畳、スタッフの執務スペースはここだ。きれいな正形なので、あまりごちゃごちゃと物を置きたくない。質のいい大きな木のテーブルをスタッフ用のデスクに。フリーアドレス制にすればクリーンデスクも徹底されていくだろう。
空間の使い方のイメージから、働き方を変えるのも面白いことに気づく。
2階にはルーフバルコニー。このルーフバルコニーに面している大小2部屋は、打ち合わせスペースとして使う。打ち合わせが長時間になったら思い切ってバルコニーへ。ルーフバルコニーも含めてひとつの空間としてみれば、その広がりは無限大だ。
EDITOR’S EYE
これだけの広さが3階以上の多層に分かれることなくまとまっているのも使いやすいポイントになる。
公園に行くのもいいが、スタッフ同士のコミュニケーションが一番取れるランチは重要。キッチンで作ってもいいし、ダイニングルームでランチミーティングができるのも面白いかもしれない。