白金台オフィス | メゾネットSOHO仕様
EDIT
>>LOCATION
白金台駅から地上に降り立ち、銀杏並木連なるプラチナ通りへ。西洋の古城を思わせるレストランや、凜とした佇まいの洋菓子店など、どこか上品さを湛える店々が行き交う人々の目を楽しませていた。途中で通りを左に折れ、落ち着いた建物が並ぶ路地を進んでいくと、周辺の建築と一線を画するスタイリッシュな建物が見えてきた。
>>SPACE
個性的な間取り。それはこの空間を訪れる多くの人が感じる印象だろう。1F-B1Fのメゾネット空間でありながら、2つのフロアを行き来するには“外”を歩かなければならないのだ。屋根の代わりに空が覗き、降り注ぐ光と風と雨をすべて独り占めできる開放的な吹き抜け空間では、素地のコンクリート壁と床のブロックタイル、ステンレス製の階段が、光のふもとで美しく調和していた。エントランスのある1Fに27平米のワークスペースと広めのキッチンを抱え、地下にバスルームとプライベートスペースを持つ室内空間では、壁の化粧板とフローリングがぬくもりを感じさせてくれることだろう。
>>WORKSTYLE
1Fの大きな空間はパブリックスペースとして、ワークデスクと打合せテーブルを配置できるほどの十分な広さがある。可動式の収納棚などをパーテーションとして、ゆるやかに空間を仕切ってみてはどうだろう。室内から直接出入りできる吹き抜けのバルコニーにはテーブルセットを置いて、空を仰ぎながら一息つくのも気持ちが良さそうだ。一方で、雨の日にはフロアの行き来に傘が必要となる。煩わしく思う方も多いだろうが、その所作を楽しんでこそ、この空間と付き合っていけるのだろう。光のふもとで働く。切り取られた空を見上げて、降り注ぐ光にアイデアの着想を得ることもあるかもしれない。白金台の地名に引けを取らない光り輝くアイデアを、この空間から発信して頂ければと思う。
EDITOR’S EYE
徒歩5分の距離には東京都庭園美術館の広大な緑が横たわる。仕事の合間のちょっとした息抜きに、空気の澄んだ自然の中を歩く。そんな贅沢ができるのも、この物件の魅力の一つだろう。