南青山オフィス | デザイン空間の居抜き物件
EDIT
>>LOCATION
外苑前駅より4分ほど。外苑西通りを西麻布方面へ道なりに進むと、右側に真っ黒な建物が見えてくる。スキーショップジローの隣と言えばイメージつく方も多いはずだ。建物には美容室やカフェ、スタジオなどが入っており、大きな開口から望む店内の装飾が道行く人々の目を惹きつける。前々から気になっていたこの建物。真っ黒な外観から勝手な内装のイメージを持っていたが、室内には良い意味で期待を裏切る空間が現れた。
>>SPACE
募集区画は5階部分。エレベーターを降りると、まるで一昔前の探偵ドラマに出てきそうなレトロな扉がお出迎えしてくれた。空間によっては紙一重になりかねないデザインの扉だが、自然とこの空間には馴染んでいる気がする。そんな扉を開けてみると、その先には明るい空間が広がっていた。白く塗装されたスケルトンの箱に、無数に刻まれたモルタル床のクラックが面白いアクセントとなっている空間。サイズ的には5人ほどでゆったりと使うぐらいの感じだろうか。扉の先には小さなバルコニーもあり、ポッカリと空いた南青山の空を望む事が出来る。そんな風景をただただ眺めているだけでも、気持ちは癒され、その後の活力へ変わりそうだ。また、外苑西通り側も望め、街路樹の緑や、夜には行き交う車のライトなど、時間や季節によって様々シーンが楽しめるのも面白い。ラフに仕上げられた室内ではあるが、このザックリ感がなかなか悪くない空間だ。
>>HOW TO USE
外観のイメージが強かったため、てっきりハードな“男”というような空間が現れると思っていた。しかし入ってビックリ。そこには白く柔らかい雰囲気の部屋が現れた。人で例えるなら、一見クールでとっつきにくそうなのに、実はすごく話しやすく良い奴だった事を知った時のように、距離感をグッと縮めてくれる面白いギャップをもったこの物件。立地良し。外観良し。空間良し。さらにギャップもあり。面白い要素が詰まったこの物件は、働く空間としてはもちろん、来訪者にもギャップを楽しんで頂けるのではないだろうか。
EDITOR’S EYE
現在レンタルスペースとして使われているのだが、今回はその空間を居抜きで借り受けることも相談できる。かなり作り込まれた空間なので、それをうまく利用できれば初期コストも削減しつつ、いい空間を手に入れられるだろう。