EDIT
目黒駅から目黒通りを等々力方面に下る。春には桜でにぎわう目黒川を越えると、大鳥神社の交差点あたりからインテリアショップ通りが始まる。アンティークにオーダーメイド、ほとんど1点モノに近いインテリアに出会えるとあって、皆ゆっくりと歩くのがこのエリアの特徴だ。
ゆったりとした雰囲気をつくるのは、自然が多いというより昔ながらの住宅地と言った感じで、地元密着の小さな店とどっしりとした家たち。どこか懐かしい感覚とお洒落な空気が混ざって、独特のゆったり感を醸し出している。
そんな場所にあって、アンティークと言って似つかわしい家がこの物件。エントランス扉、窓枠、極めつけは上げ下げ窓。この物件だけ時間と距離を操作してしまったような、外観だけで遊び心をくすぐられる。
エントランス直結の部屋は約20畳ある空間。本来リビングダイニングの機能を果たすこの空間は、アットホーム感を残して間仕切りを一切つくらない執務スペースに。2階の個室を大小二つのミーティングスペースとして使用する。小さい方の個室は、徹夜対策用の仮眠スペースとしてとっておくのもいいかもしれない。
せっかくだから、ここに出社するスタッフ全員が働くことを楽しめる場所にしたいと思える物件。一日の多くの費やすオフィスという場所だから、スタッフのモチベーションを上げられる空間づくりをしたい。
EDITOR’S EYE
戸建にも拘わらず、リビングダイニングの約20畳の広い空間はこの物件ならでは。近くのインテリアショップで大きなダイニングテーブルを購入して、フリーアドレスのデスクにしてしまう等…使い方のアイデアは無限大だ。こういった物件の面白さも然ることながら、賃料の割安感も決め手となりそう。