EDIT
明治通りと外苑西通りに挟まれた千駄ヶ谷。基本的には住宅街であるが、原宿駅からも徒歩10分圏内とあって、住宅の中に多数オフィスビルがあったり、住宅の一部をオフィスとして貸し出していたりすることも多い。古い建物のリノベーションも比較的進んでおり、生まれ変わったスペースにカフェやギャラリーなどが入っている。ただの住宅街と言うわけではなく、新しいものと古くからあるもの、ビジネスと生活、のように相反する物がわりとバランスよく埋め込まれた街ではないかと感じる。そんな、比較的新しい建物が少ないこのエリアの中で、コンクリート打ちっぱなしの大きなこの建物は割と目立っていた。
エントランス部分が、黒いアイアンのゲートに守られているようで、誰もが気軽にふらりと立ち寄る感じではないやや秘密めいた雰囲気。室内はまだ補修中のため、写真を掲載することはできないが、正方形の間取りは使いやすい形をしていると言える。
話題が街に戻るが、ここから国立競技場も徒歩圏内。オリンピック開催まで東京のあちらこちらで変化が見られると思うが、千駄ヶ谷もこれからの変化が楽しみな街の一つだと個人的には思っている。東京の中で街の変化を楽しめる環境で仕事をするというのも、なかなか面白い経験になるのではないだろうか。
EDITOR’S EYE
物件の目の前には、新しくカフェができており、さっそくコーヒーを楽しむ人の姿が見えた。また、この物件は住居としての利用も可能である。仕事だけでなく、生活の拠点ごと、この地に移すのも悪くないかもしれない。