EDIT
華やかな表参道の裏通り、ブランドショップやサロンがまだあるあたりをもう少し奥に入ると、知っている人、もしくは道に迷った人だけがたどり着けるような、小さなオーガニックのパン屋や手作りの雑貨屋があったりする。世界のトップブランドが軒を連ねる表参道から距離として数十メートルほどしか離れていないそのエリアは、アドレスは変わらずとも、全く異なる空気感になる。
この物件もそんな裏道エリアにあり、行き止まりになる場所に建っているため、車や観光客の往来も少なく、表参道にいながらも静かな環境で仕事に打ち込めそうだ。しかも建物内には研究所が入っている。その影響か外観もアカデミックな近未来的デザインとなっている。どこか似たような建物を見た事が有ると思いきや、この建物は東京ミッドタウンの設計を手がけたアトリエのデザイナーズビルだそうだ。確かにミッドタウンの雰囲気に似たスタイルの良さが感じられる。
室内の間取りはほぼ長方形で、2部屋に分かれる。このスタンダードなオフィスタイプの間取りをこのエリアにおいてマンション以外で見つけるのは割と珍しいだろう。外観のデザインを重視しながらも実用性も兼ね備えた物件だ。インテリアは、思いきり遊び心のあるものをいれても楽しそうだし、多少雑多になっても研究所らしいカオス感がでて良いかもしれない。表参道の裏通りで研究者の様に仕事に没頭してみてはいかがだろうか。
EDITOR’S EYE
今もかなり駅から近い場所にあるが、今後表参道駅に新たな出口ができる計画画あるため、徒歩1分未満で向かう事ができ、立地条件がますます良くなる予定である。