EDIT
原宿駅の竹下口が最寄りの立地。竹下通りから一本はずれた裏道のようなところにこの建物はある。もちろん、竹下通りからのアプローチだけではなく、落ち着いた道からのアプローチも可能なのでご安心いただきたい。
建物は原宿の中では裏通りといえるような落ち着いた道から、さらに少し入ったところにある。普通に歩いているとなかなか見つけられないが、決してわかりづらいところではない。適切な表現ではないかもしれないが、立地からもひっそりと堂々を兼ね揃えている感じの建物の印象をうけた。
空間は最大4m程の天井高があり、道路面とフラットなスペースと、半地下に下る空間が広がっている。開口部はとれているので閉鎖的なイメージはほとんどなく、見学していただいた方は、こんな場所があったのかという、ちょっとした発見を喜んでいただけるかと思う。
現状はスケルトン状態。軽飲食も相談可能なこの物件は、使う方次第でいかようにもなるだろう。ホールのような感じを残し抜けた空間で働くも良し、室内に段差をつけて遊ぶような空間にしても面白いだろう。独特の文化を持つこの街で、その色に染まることなく大人な働き方も実現できる物件だ。
EDITOR’S EYE
建物の入り口は2カ所。道路面からフラットに入る入り口と、入り口から階段を下りて入るパターン。入り口から遊べる物件というのも少ないだろう。ちょっとした遊び心で、訪れる人を楽しませることもできる。ギャラリー兼オフィス、ショップ兼オフィス、カフェ兼オフィスと多様に対応できる空間が魅力だ。