渋谷店舗・オフィス | スペイン坂沿い1棟貸しビル
EDIT
>>LOCATION
場所は渋谷、スペイン坂。約45年前、当時近くにあった喫茶店「阿羅比花」というスペイン風で内装を統一した店の店主によって名付けられたという由来がある。今となってはスペインの空気感は薄れ、様々な要素が入り乱れ混沌とした空気感すらあるこの坂道の中腹で、この独特な空気感を持つ建物に出会った。
>>SPACE
丸みを帯びた外観が特徴的なこの建物。独立した地下と螺旋階段でつながる3フロアから成り立っている。路面側の大きな窓面のおかげで、室内からはスペイン坂を行き交う人々がよく見える。賑やかな通りとは一転、静かな空間から外を眺めていると、この喧騒から切り離されたような感覚すら覚える。特に最上階部分、ドーム状の空間は外の視線を躱しているため、誰にも気づかれることなくスペイン坂を見下ろした時に、どこか特別感を感じるのは自分だけではないはずだ。また、地下室には道路からの直接導線が設けられ、他のフロアとは完全に切り離されているので周囲の環境を気にせず使うことができるだろう。スクリーンを設けて映像を流したり、音楽を出してみるなど、地上階とは全く異なった使い方を考えてみるのも面白そうだ。また、空調や水回り等の設備が残されているため、スケルトンながらも初期費用を少しでも抑えられるという点は、利用者にとっては嬉しいところだろう。
>>HOW TO USE
坂が数多くある渋谷でも、スペイン坂は名の良く知れた坂のうちの1つだろう。その中央部分に位置するこの建物は、人通りも多く、かなり視認性の高い建物だ。そんなポジションに位置する建物だからこそ、多くの人々の記憶に残る可能性を秘め、更にはこの坂の顔になれる可能性をも持っているとも言えるのではないだろうか。言い過ぎかもしれないが、入居する際には、この道に訪れる人々、そしてこの建物とこの坂を大切に思い、スペイン坂にこの”建物あり“と、多くの人々を魅了するような、熱い心意気を持ち合わせていただきたい。
EDITOR’S EYE
3階の扉を開けた先の建物屋上部分からは、いつもと違った視点から渋谷の町並みを眺めることができる。そこからの景色は、今まで知らなかった渋谷の裏側を見たかのよう。是非とも実際に赴いて、その景色を体験してもらいたい。